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さて、今回は春の身体について考えてみたいと思います。
東洋医学では、3~5月を四季の「春」と位置付けています。
「春は生」と言われるように、すべての物が行動し、発生・発散し始める時期になります。
冬は寒さで縮まるものが、春になると緩み始めます。
身体においても、頭、肩甲骨、胸部、骨盤、皮膚、血管すべての器官が四季を感じます。特に骨格、骨盤は自然に春を感じます。
以前、「冬は右骨盤が締まりやすい」とお話をしました。もし、気になる方は「冬のカラダ」のページをご覧ください!
春になると左の骨盤が開き始め、徐々に右骨盤も開いてきます。この時期、特に骨盤の開閉の動きが強い方は注意が必要です。また、骨盤が急に開くこともあり、左右差のために「ふらつき」やすくなる事もあります。
東洋医学で春は「肝」の季節です。
肝臓は身体の血液を貯蔵し、必要に応じて供給します。
供給自体は自律神経の作用により、血管の拡張や収縮を行います。「三寒四温」が激しいこの季節は、この血管のバランスを崩すことで血圧が不安定になったり、頭部への血流が過剰になった場合は「頭部内の熱=のぼせ」を起こしたりします。
また、東洋医学では「肝は目を狂わせる」と言われています。この時期、急に視力が悪くなったりしたら、カラダが原因ということもあります。
のぼせなどで、頚、肩に負担がかかり、遠近調整が狂うからで感情面で見ると、東洋思想で肝は「怒」になります。古典では「大怒傷肝」という言葉もあるくらいで、肝が充血しすぎると怒りっぽくなりやすいので注意が必要です。
この時期にイライラしやすい場合は、このような原因もあります。
春先になると、花粉症に悩まされる方も多いと思います。
花粉=「埃」のアレルギーで、粘膜に負担がかかり、症状を起こしますが、臨床で見ると副腎皮質ホルモンと骨盤の狂いによる仙骨(中心にある骨)への負担が大きく影響しています。また、埃ではない物も花粉症状を引き起こします。
「三寒四温」によって起こる温度差による血管過敏です。
血管過敏は、緊張状態で収縮や拡張が鈍るため、鼻の粘膜過敏になり、鼻炎やくしゃみを引き起こしやすくなります。その他にも鼻炎を引き起こす物があります。
それは頭の疲労です!!
頭を使い過ぎている方や、睡眠が浅い方は頭に熱がこもりやすいので、鼻水を出すことで熱を発散させている場合があります。
ひとくくりに「花粉症」といっても、その症状には様々な原因が潜んでいるのです。
まずは自分がどの状態なのかを正しく判断し、仙骨(骨盤)を治す、血管過敏を除去する、熱を下げる等、自分に合った対処をしなくてはなりません。
春は植物や動物も活動し始める時期です。
我々も、体への的確な処置をして、楽しい春を迎えましょう。
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